![]() ホログラフィック情報記録/再生装置
专利摘要:
参照光及び信号光を放出する第1光源部と、光を交差するようにガイドする第1光路ガイド部と、参照光及び信号光のうち、いずれか1つの光経路上に配される第1偏光変換素子と、参照光及び信号光が交差される交差点に配される第1偏光ビームスプリッタと、参照光及び信号光が再び出合うようにガイドする光路変換素子と、参照光と出合う前の信号光の光路上に配される第2偏光変換素子と、参照光及び信号光の光路を一つにする第2偏光ビームスプリッタを具備した第2光路ガイド部と、参照光及び信号光をホログラフィック情報記録媒体の単一面に照射する対物レンズ光学系と、を含むホログラフィック情報記録/再生装置である。 公开号:JP2011508359A 申请号:JP2010540554 申请日:2008-11-03 公开日:2011-03-10 发明作者:キム,テ−ギョン;ジョン,テク−ソン;チェー,タ−エ;ペ,ジェ−チョル 申请人:サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド; IPC主号:G11B7-135
专利说明:
[0001] 本発明は、ホログラフィック情報記録/再生装置に係り、さらに詳細には、光学系の効率を向上させた単一面(single side)入射方式のホログラフィック情報記録/再生装置に関する。] 背景技術 [0002] 最近、ホログラムを利用した情報保存技術が注目されている。ホログラムを利用した情報保存法は、情報を光学干渉紋状で、光に鋭敏な無機質結晶や、あるいはポリマー材料に保存するものである。光学干渉紋は、干渉性を有する2条のレーザビームを利用して形成する。すなわち、経路を異にする参照光と信号光とが互いに干渉して形成される干渉紋が、感光性記録媒体に、化学的あるいは物理的な変化を起こして記録されるのである。このように記録された干渉紋から情報を再生するためには、記録するときの参照光と類似した再生光が、記録媒体に記録された干渉紋に照射される。これは、干渉紋による回折を起こし、これによって、信号光が復元されつつ情報が再生される。] [0003] かようなホログラム情報保存技術は、ボリューム・ホログラフィ(volumne holography)を利用してページ(page)単位で記録/再生するボリューム・ホログラフィ方式と、マイクロ・ホログラフィ(micro holography)を利用して単一ビット(single bit)で記録/再生するマイクロ・ホログラフィ方式とがある。ボリューム・ホログラフィ方式は、大規模な情報を同時に処理するという長所があるが、光学系が非常に精密に調整されねばならないために、一般消費者対象の情報保存装置で商用化され難いという問題点がある。] [0004] 一方、マイクロ・ホログラフィ方式は、2筋の集光された光を焦点で干渉させて微細な干渉紋を形成し、かような干渉紋を記録媒体平面上で移動させて多数を記録して情報層を形成し、かような情報層を記録媒体の深さ方向に重畳して記録することによって、記録媒体上に情報を三次元で記録する方式である。しかし、従来のマイクロホログラム方式の記録/再生装置は、記録媒体の両面に照射する信号光のための光学系と、参照光のための光学系とをそれぞれ具備することになるが、このように、信号光並びに参照光を再生媒体の両面に照射することは、光学系を複雑にする原因になる。] 発明が解決しようとする課題 [0005] 本発明は、かような問題点を解決するために案出されたものであり、信号光並びに参照光をホログラフィック情報記録媒体の単一面に入射させつつ、照射される光の効率を向上させたホログラフィック情報記録/再生装置を提供することを目的とする。] 課題を解決するための手段 [0006] 本発明の一側面によるホログラフィック情報記録/再生装置は、ホログラフィック情報記録媒体に/から情報を記録/再生するホログラフィック情報記録/再生装置において、記録モードで互いに直交する線形偏光の参照光及び信号光を放出する第1光源部;第1光源部から放出された参照光及び信号光が互いに異なる光路を経由した後、第1交差点で互いに交差するようにガイドする第1光路ガイド部;第1交差点前の参照光や信号光の光路上に配される第1偏光変換素子と、参照光及び信号光の第1交差点に配される第1偏光ビームスプリッタと、第1交差点で交差された参照光及び信号光が第2交差点でさらに交差されるように、参照光及び/または信号光をガイドする少なくとも1つの第1光路変換素子と、第1偏光ビームスプリッタを経由した後、第2交差点前の信号光の光路上に配される第2偏光変換素子と、第2交差点に配されて参照光及び信号光の光路を一つにする第2偏光ビームスプリッタとを具備した第2光路ガイド部;前記第2光路ガイド部を経由した参照光及び参考光をホログラフィック情報保存体の単一面に照射する対物レンズ光学系;と含むことを特徴とする。] [0007] ここで、第1偏光変換素子、第2偏光変換素子、第1偏光ビームスプリッタ、第2偏光ビームスプリッタ、少なくとも1つの第1光路変換素子、及び/または第2偏光変換素子は、一体に結合されうる。] [0008] 対物レンズ光学系は、参照光及び信号光の偏光を互いに直交する円偏光に変換させる1/4波長板と、参照光はホログラフィック情報記録媒体のいずれか1つの地点に直接焦点を結ばさせ、信号光はホログラフィック情報記録媒体内の反射層に偏光変換なしに反射された後、参照光が焦点を結ぶ地点に焦点を結ばさせ、焦点近辺でホログラフィック情報記録媒体の深さ方向に沿って形成される干渉紋によって、情報を記録させる対物レンズとを含むことができる。] [0009] 対物レンズ光学系は、参照光及び信号光の偏光を同一方向の線形偏光に変換させる第4偏光変換素子と、参照光及び信号光の偏光を同一方向の円偏光に変換させる1/4波長板と、参照光はホログラフィック情報記録媒体のいずれか1つの地点に直接焦点を結ばさせ、信号光はホログラフィック情報記録媒体内の反射層に偏光変換されて反射された後、参照光が焦点を結ぶ地点に焦点を結ばさせ、焦点近辺でホログラフィック情報記録媒体の深さ方向に沿って形成される干渉紋によって、情報を記録させる対物レンズとを含むことができる。] [0010] 本発明の他の側面によるホログラフィック情報記録/再生装置は、ホログラフィック情報記録媒体に/から情報を記録/再生する装置であって、記録モードで互いに直交する線形偏光の参照光及び信号光を放出する第1光源部と、前記第1光源部から放出された参照光及び信号光が互いに異なる光路を経由した後、第1交差点で互いに交差するようにガイドする第1光路ガイド部と、参照光及び信号光が前記第1交差点後の互いに異なる光路を経由した後、第2交差点でさらに交差されるように、参照光及び/または信号光をガイドする第2光路ガイド部と、前記第2光路ガイド部を経由した参照光及び信号光をホログラフィック情報記録媒体の単一面に照射する対物レンズ光学系とを含む。] [0011] 本発明のさらに他の側面によるホログラフィック情報記録/再生装置は、ホログラフィック情報記録媒体に/から情報を記録/再生する装置であって、互いに直交する線形偏光の参照光及び信号光が互いに異なる光路を経由した後、第1交差点で互いに交差するように参照光及び信号光をガイドする第1光路ガイド部と、参照光及び信号光が前記第1交差点後の互いに異なる光路を経由した後、第2交差点でさらに交差されるように、参照光及び/または信号光をガイドする第2光路ガイド部と、前記第2光路ガイド部を経由した参照光及び信号光をホログラフィック情報記録媒体の単一面に照射する対物レンズ光学系とを含む。] [0012] 本発明のさらに他の側面によるホログラフィック情報記録方法は、ホログラフィック情報記録媒体に情報を記録する方法であって、互いに直交する線形偏光の参照光及び信号光を放出する段階と、参照光及び信号光が互いに異なる光路を経由した後、第1交差点で交差されるように、参照光及び/または信号光をガイドする段階と、前記第1交差点を経由した参照光及び信号光を一つにする段階と、一つになった参照光及び信号光をホログラフィック情報記録媒体の単一面に照射する段階とを含む。] 図面の簡単な説明 [0013] 本発明の一実施形態によるホログラフィック情報記録/再生装置の光学的構成を概略的に図示した図である。 図1のホログラフィック情報記録/再生装置に搭載される反射型ホログラフィック情報記録媒体の一例を図示する図である。 信号光及び参照光の開口数が同じ場合の図2のホログラフィック情報記録媒体に、信号光並びに参照光を照射する光学的構成を概略的に図示した図である。 信号光及び参照光の開口数が異なった場合の図2のホログラフィック情報記録媒体に、信号光並びに参照光を照射する光学的構成を概略的に図示した図である。 記録モードで図2のホログラフィック情報記録媒体に照射する信号光と参照光との偏光状態を図示した図である。 サーボ過程で図2のホログラフィック情報記録媒体に照射するサーボ光を図示した図である。 再生モードで図2のホログラフィック情報記録媒体に照射された再生光の偏光状態を図示した図である。 図1のホログラフィック情報記録/再生装置で、第2光路ガイド部の一部が一体に形成された例を図示した図である。 図1のホログラフィック情報記録/再生装置で、第2光路ガイド部の一部が一体に形成された例を図示した図である。 本発明の他の実施形態によるホログラフィック情報記録/再生装置の光学的構成を概略的に図示した図である。 図10のホログラフィック情報記録/再生装置に採用される反射型ホログラフィック情報記録媒体の一例を図示する図である。 記録モードで図11のホログラフィック情報記録媒体に照射する信号光と参照光との偏光状態を図示した図である。 サーボ過程で図11のホログラフィック情報記録媒体に照射するサーボ光を図示した図である。 再生モードで図10のホログラフィック情報記録/再生装置が図11のホログラフィック情報記録媒体に照射された再生光の偏光状態を図示した図である。] 図1 図10 図11 図2 実施例 [0014] 以下、添付された図面を参照しつつ、本発明の望ましい実施形態について詳細に説明する。しかし、以下に例示される実施形態は、本発明の範囲を限定するものではなく、本発明を該技術分野で当業者に十分に説明するために提供されるものである。以下の図面で同じ参照符号は、同じ構成要素を指し、図面上で各構成要素のサイズは、説明の明瞭性と便宜性とのために、誇張されていることある。] [0015] 図1は、本発明の一実施形態によるホログラフィック情報記録/再生装置の光学的構成を概略的に図示した図である。図1を参照するに、本実施形態のホログラフィック情報記録/再生装置は、ホログラフィック情報記録媒体300に/から情報を記録/再生する装置であって、ホログラフィック情報記録媒体300の単一面に光を照射し、照射された光を受光する光ピックアップ100の光学系と、回路部(図示せず)とを含む。] 図1 [0016] 光ピックアップ100は、第1光源110と、第1コリメーティングレンズ115と、第3偏光変換素子120と、第3偏光ビームスプリッタ125と、第1焦点制御ユニット130及び第2焦点制御ユニット145と、第1ミラー135及び第2ミラー140と、第1偏光変換素子150と、第1偏光ビームスプリッタ155と、第2偏光変換素子165と、第3ミラー170と、波長選択性ビームスプリッタ160と、第2偏光ビームスプリッタ175と、第4ミラー180と、1/4波長板185と、対物レンズ190と、集光レンズ195と、第1光検出器180とを含むことができる。さらに、光ピックアップ100は、サーボ情報を読み取るために、第2光源210と、回折格子(grating)215と、サーボ光偏光ビームスプリッタ220と、第2コリメーティングレンズ225と、サーボ光焦点制御ユニット230と、検出レンズ235と、第2光検出器240とを含むサーボ光学系をさらに含むことができる。] [0017] 図面で太い実線は、第1光源110からホログラフィック情報記録媒体300側に向かう参照光L11や再生光L5、太い一点鎖線は、第1光源110からホログラフィック情報記録媒体300側に向かう信号光L12、太い点線は、ホログラフィック情報記録媒体300で反射されて第1光検出器200側に向かう反射された信号光L2、または反射された再生光L6を示す。一方、細い実線は、第2光源210からホログラフィック情報記録媒体300側に向かうサーボ光L3、細い点線は、ホログラフィック情報記録媒体300で反射されて第2光検出器240側に向かう反射されたサーボ光L4を示す。] [0018] 第1光源110と第1コリメーティングレンズ115と第3偏光変換素子120は、記録モードで、参照光L11と信号光L12とを放出し、再生モードで、再生光L5を放出する第1光源部をなす。] [0019] 第1光源110は、一方向の線形偏光を有する記録/再生用光L1を放出するものであり、例えば、青色光を放出する半導体レーザダイオードが採用されうる。第1光源110から放出される記録/再生用光L1は、記録モードでは、記録しようとする情報によって、変調された状態で放出され、再生モードでは、変調されていない状態で放出される。以下の説明で、具体的な偏光方向に係わる説明では、説明の便宜のために、第1光源110から放出された記録/再生用光L1の線形偏光方向をP偏光であると仮定して説明する。] [0020] 第1コリメーティングレンズ115は、第1光源110から放出された記録/再生用光L1を平行光に整形できる。] [0021] 第3偏光変換素子120は、例えば、能動型1/2波長板(active half wave plate)のような、記録モードと再生モードとの変換によって偏光変換機能がオン/オフされる能動型素子である。第3偏光変換素子120は、記録モードで波長板としての機能を行い、第1光源110から放出された光の偏光を、例えば、P偏光とS偏光との偏光成分を有する光に偏光変換させ、再生モードでは、波長板としての機能を行わずに、第1光源110から放出された光をそのまま通過させる。かような能動型波長板としては、電圧が印加されれば整列されて光学軸を有する液晶の複屈折特性を利用する液晶素子が採用されうる。たとえば、能動型1/2波長板に電圧が印加された場合、入射される光の線形偏光方向と、能動型1/2波長板の速い軸(fast axis)とが45°以外の角度、望ましくは22.5°になれば、入射される光、例えば、P偏光の光は、能動型1/2波長板を通過しつつ偏光方向が回転され、互いに直交する2つの線形偏光成分、すなわち、P偏光成分とS偏光成分とを有する光に変換される。このように、偏光方向が回転されたP偏光成分とS偏光成分は、記録モードで、それぞれ参照光L11と信号光L12とに対応することになる。かような能動型1/2波長板の構成は、当分野で周知であるので、詳細な説明は省略する。本実施形態で、偏光変換素子として、能動型1/2波長板を例にとって説明しているが、本発明は、これに限定されるものではない。たとえば、別途に設けられた機構的な駆動部(mechanical driving unit)によって、記録モードでは、光路上に配され、再生モードでは、光路から除去される駆動可能な波長板が偏光変換素子として採用されもするのである。] [0022] 第3偏光ビームスプリッタ125と、第1焦点制御ユニット130及び第2焦点制御ユニット145と、第1ミラー135及び第2ミラー140は、前記第1光源部から放出された参照光L11及び信号光L12が互いに異なる光路を経由した後、互いに交差するようにガイドする第1光路ガイド部をなす。] [0023] 第3偏光ビームスプリッタ125は、偏光方向によって、光の透過ないし反射が変わるものであり、例えば、P偏光の光は透過させ、S偏光の光は反射させることができる。これによって、第3偏光ビームスプリッタ125は、たとえば、記録モードで、P偏光の参照光L11は透過させ、S偏光の信号光L12は反射させ、参照光L11と信号光L12との光路を分離させることができる。一方、後述するように、ホログラフィック情報記録媒体300で反射された信号光L2は、一部が参照光L11の光路を逆行して第3偏光ビームスプリッタ125に入射され、第1光検出器200に反射される。また、後述するように、再生モードで、ホログラフィック情報記録媒体300に照射される再生光L5の偏光方向と、ホログラフィック情報記録媒体300で反射された再生光L6の偏光方向は、互いに直交するので、第3偏光ビームスプリッタ125は、ホログラフィック情報記録媒体300で反射された再生光L6を、第1光源110から放出されてホログラフィック情報記録媒体300に向かう再生光L5の光路から分離させることができる。] [0024] 第1ミラー135及び第2ミラー140は、光路変換素子の一例であり、分岐された参照光L11の光路と、信号光L12の光路とを互いに交差させる。] [0025] 第1焦点制御ユニット130及び第2焦点制御ユニット145は、それぞれ分岐された参照光L11の光路と、信号光L12の光路との上に配される。第1焦点制御ユニット130は、参照光L11に対する対物レンズ190の焦点位置を変更させ、ホログラフィック情報記録媒体300内の深さ方向に互いに異なる位置で、参照光L11の焦点F(図3)が結ばれるようにする。同様に、第2焦点制御ユニット145は、信号光L12に対する対物レンズ190の焦点位置を変更させ、ホログラフィック情報記録媒体300内の深さ方向に互いに異なる位置で、信号光L12の焦点が結ばれるようにする。このとき、信号光L12は、ホログラフィック情報記録媒体300内の反射層340(図2)で反射された後、参照光L11の焦点Fと同じ位置に焦点を結ぶので、信号光L12に対する対物レンズ190の焦点距離は、参照光L11に対する対物レンズ190の焦点距離よりさらに長くなる。すなわち、第1焦点制御ユニット130及び第2焦点制御ユニット145は、参照光L11及び信号光L12の収束/拡散を調整し、対物レンズ190と共に光学系の開口数や焦点距離などを調節できる。このように、参照光L11及び信号光L12がホログラフィック情報記録媒体の深さ方向に沿って互いに異なる位置で焦点を結べば、情報が書き込まれる情報層が多層に形成されうる。] 図2 図3 [0026] かような第1焦点制御ユニット130としては、能動型リレイレンズ・ユニットが採用されうる。かような能動型リレイレンズ・ユニットは、例えば、複数のレンズ131,132を含み、少なくとも1枚のレンズ131が光軸方向に移動自在に設けられ、駆動部(図示せず)によって駆動されるようになっている。同様に、第2焦点制御ユニット145として、複数のレンズ146,147を含む能動型リレイレンズ・ユニットが採用されうる。] [0027] 第1偏光変換素子150及び第2偏光変換素子165と、第1偏光ビームスプリッタ155及び第2偏光ビームスプリッタ175と、波長選択性ビームスプリッタ160と、第3ミラー170は、第2光路ガイド部をなす。] [0028] 第1偏光変換素子150は、入射される光の偏光を直交する偏光方向に変える機能を行うものであり、1/2波長板が第1偏光変換素子150として採用されうる。かような第1偏光変換素子150は、第3偏光ビームスプリッタ125と第1偏光ビームスプリッタ155との間の参照光L11の光路、または信号光L12の光路上に配されうる。本実施形態は、第1偏光変換素子150が、第3偏光ビームスプリッタ125と第1偏光ビームスプリッタ155との間の信号光L12の光路上に配された場合を例にとって説明する。第3偏光ビームスプリッタ125で分岐された信号光L12は、たとえば、S偏光を有しているので、第1偏光変換素子150を経由しつつ、P偏光に変換される。すなわち、第1偏光ビームスプリッタ155に入射される参照光L11及び信号光L12は、互いに同じ線形偏光成分を有することになる。第1偏光変換素子150として1/2波長板が採用される場合、入射される光の線形偏光方向と、1/2波長板の速い軸とが45°の角度をなすようにすれば、このようにP偏光とS偏光との間に変換が起こることが可能である。] [0029] 第1偏光ビームスプリッタ155は、例えば、P偏光の光はそのまま透過させ、S偏光の光は反射させる。これにより、第1偏光ビームスプリッタ155は、第1光路ガイド部から入射される参照光L11及び信号光L12をそのまま通過させる。一方、後述するように、ホログラフィック情報記録媒体300で反射された信号光L2や、再生モードで反射された再生光L6は、信号光L12の光路を逆行して第1偏光ビームスプリッタ155で反射され、参照光L11の光路を逆行して第3偏光ビームスプリッタ125に向かうことになる。] [0030] 第2偏光変換素子165は、例えば、能動型1/2波長板のような能動型波長板が採用されうる。かような第2偏光変換素子165は、前述の第3偏光変換素子120と実質的に同一であるので、その構造については、詳細な説明を省略する。] [0031] 第2偏光変換素子165は、記録モードでは、波長板としての機能を行う一方、再生モードでは、偏光変換なしに光を透過させる。かような第2偏光変換素子165は、記録モードで、第1偏光ビームスプリッタ155を経由した後、参照光L11と出合う前の信号光L12の光路上に配され、参照光L11の偏光と互いに直交するように、信号光L12の偏光を変換させる。] [0032] 後述するように、ホログラフィック情報記録媒体300で反射された信号光L2の一部を検出するために、第2偏光変換素子165は、記録モードで、いずれか1つの線形偏光の光を、これに直交する他の線形偏光の光に完壁に変換させずに、一部の成分を残存させることが可能である。すなわち、第2偏光変換素子165は、記録モードで、S偏光の光が入射されれば、ほとんどのS偏光成分は、P偏光成分に変換させるが、一部のS偏光成分は、残すことが可能である。第2偏光変換素子165として、能動型1/2波長板が採用される場合、入射される光の線形偏光方向と、能動型1/2波長板の速い軸とが、例えば28.5°になれば、入射される光、例えば、S偏光の光は、能動型1/2波長板を通過しつつ偏光方向が回転され、主なP偏光成分と一部のS偏光成分とを有する光に変換される。] [0033] 波長選択性ビームスプリッタ160は、第1光源110の波長、すなわち、記録/再生用光L1に対しては、単純なミラーとして機能し、後述する第2光源210の波長、すなわち、サーボ光L3に対しては、単純透過させる機能を行う二色ミラー(dichroic mirror)である。波長選択性ビームスプリッタ160は、後述する参照光L11とサーボ光L3との光路を一つにする機能を行うことができる。] [0034] 波長選択性ビームスプリッタ160と第3ミラー170は、第1偏光ビームスプリッタ155を交差しつつ通過する参照光L11と信号光L12とを再び出合わせるように光路を折り曲げる。] [0035] 第2偏光ビームスプリッタ175は、参照光L11と信号光L12との波長に対しては、偏光ビームスプリッタとして機能し、サーボ光L3,L4の波長は透過させる。すなわち、第2偏光ビームスプリッタ175は、波長選択性光学素子である。従って、第2偏光ビームスプリッタ175で出合う参照光L11と信号光L12は、光路が一つで合わさって対物レンズ190に向かうことになり、後述するように、サーボ光L3,L4は、光路の変換なしに透過することになる。] [0036] ここで、第2光路ガイド部をなす第1偏光変換素子150及び第2偏光変換素子165と、第1偏光ビームスプリッタ155及び第2偏光ビームスプリッタ175と、波長選択性ビームスプリッタ160と、第3ミラー170は、高い光高率を有する光学素子であるから、従来、単純なビームスプリッタやハーフミラーを利用した場合に比べ、本実施形態のホログラフィック情報記録/再生装置は、高い光高率を有して記録または再生が可能である。] [0037] 第4ミラー180は、第2偏光ビームスプリッタ175で一つになった参照光L11と信号光L12とを対物レンズ190に向かうように光路を折り曲げる。] [0038] 1/4波長板185は、サーボ光L3,L4や再生光L5,L6に対しては、ホログラフィック情報記録媒体300に入射される光の偏光方向と反射になる光の偏光方向に変える役割をする。すなわち、1/4波長板185は、第1光源110並びに第2光源210いずれに対しても波長板の機能を行う2波長1/4波長板である。1/4波長板185によって、反射された再生光L6は、第3偏光ビームスプリッタ125で、第1光源110から放出された記録/再生用光L1と分離されて第1光検出器200で検出され、反射されたサーボ光L4のサーボ光偏光ビームスプリッタ220で光路が分離され、第2光検出器240で検出されうる。一方、記録モードで、ホログラフィック情報記録媒体300から反射される信号光L2は、入射される信号光L12と同じ偏光方向を有することになるが、このように反射された信号光L2は、本実施形態の第2光路ガイド部によって反射される再生光L6と同じ光路を経て、第1光検出器200で検出されうる。] [0039] 対物レンズ190は、記録/再生用光である参照光L11及び信号光L12、または再生光L5やサーボ光L3を、ホログラフィック情報記録媒体300の所定領域に集光させるレンズである。対物レンズ190は、前述のように、第1焦点制御ユニット130及び第2焦点制御ユニット145と共に、参照光L11と信号光L12とのホログラフィック情報記録媒体300内の焦点を変更させることができ、さらに、光学系の開口数を変更できる。対物レンズ190は、参照光L11と信号光L12とをホログラフィック情報記録媒体300に入射させ、参照光L11は、ホログラフィック情報記録媒体300内の1つの焦点F(図3)に直ちに結ばれ、信号光L12は、ホログラフィック情報記録媒体300内の反射層340(図2)で反射された後、参照光L11の焦点Fと同じ位置に焦点を結ぶ。さらに、後述するように、サーボ光L3をホログラフィック情報記録媒体300内のサーボ層320(図6)に集束させる。] 図2 図3 図6 [0040] 第1光検出器200は、ホログラフィック情報記録媒体300で反射された信号光L2や再生光L6を検出する素子である。第3偏光ビームスプリッタ125と第1光検出器200との間には、反射された信号光L2や再生光L6を集光させる集光レンズ195がさらに含まれうる。] [0041] 次に、サーボ光学系について説明する。後述するように、本発明のホログラフィック情報記録/再生装置に使われるホログラフィック情報記録媒体300は、サーボ層320(図2)を具備でき、光ピックアップ100は、サーボ層320に記録されたサーボ情報を読み取るための光学系をさらに含むことが可能である。] 図2 [0042] 第2光源210は、サーボ光L3を放出するものであり、例えば、赤色光を放出する半導体レーザダイオードが採用されうる。第2光源210は、一方向の線形偏光の光Lを放出することが望ましい。これは後述するように、サーボ光偏光ビームスプリッタ220からホログラフィック情報記録媒体300に入射されるサーボ光L3と、ホログラフィック情報記録媒体300で反射されるサーボ光L4とを、偏光方向によって分離させるためである。回折格子215は、第2光源210から放出されたサーボ光L3を0次回折光と、±1次回折光とに回折させる光学部材であり、プッシュプル法などを利用してサーボエラー信号を検出できるようにする。第2コリメーティングレンズ225は、第2光源210から放出されたサーボ光L3を平行光に整形するレンズである。サーボ光偏光ビームスプリッタ220は、例えば、偏光ビームスプリッタが採用され、ホログラフィック情報記録媒体300に入射されるサーボ光L3と、ホログラフィック情報記録媒体300で反射されるサーボ光L4とを、偏光方向によって分離させる。サーボ光焦点制御ユニット230は、サーボ光L3のホログラフィック情報記録媒体300内の焦点位置を深さ方向に可変させるものであり、複数個のレンズ231,232を含むリレイレンズ・ユニットが採用されうる。かようなリレイレンズ・ユニットは、少なくとも1枚のレンズ231は光軸方向に、移動自在に設けられ、駆動部(図示せず)によって駆動される。検出レンズ235は、反射されたサーボ光L4の光スポットが、第2光検出器240に適正に結ばれるようにするものであり、例えば、非点収差法によってフォーカスエラー信号検出が可能なように、非点収差レンズが採用されうる。第2光検出器240は、複数の光検出部を具備し、ホログラフィック情報記録媒体300のサーボ層320(図2)に込められたサーボ情報とサーボエラー信号とを検出する。前述のサーボ光学系は、記録/再生用光の波長と異なる波長のサーボ光を利用する場合に係わる例示的な光学系であり、本発明は、これに限定されるものではない。] 図2 [0043] 図2は、図1のホログラフィック情報記録/再生装置に採用される反射型ホログラフィック情報記録媒体の一例を図示する図である。図2を参照するに、本実施形態のホログラフィック情報記録/再生装置に使われるホログラフィック情報記録媒体300は、反射型記録媒体であり、基板310と、サーボ層320と、バッファ層330と、反射層340と、スペース層350と、記録層360と、カバー層370とが順次に積層された構造を有している。] 図1 図2 [0044] サーボ層320は、サーボ情報が書き込まれた層であり、サーボ光L3(図1)を反射させる。バッファ層330は、透明な材質、または記録/再生のための光の波長に対しては吸収する材質によって形成されうる。本実施形態は、サーボ層320が反射層340の下に位置した場合を例にとって説明しているが、これに限定されるものではない。図9を参照して後述するように、サーボ層320は、記録層360上にあることもあり、さらに、記録層360内にあることもある。] 図1 図9 [0045] 反射層340は、信号光L1を反射させ、記録層350内の1つの焦点F(図3)に集光させる。かような反射層340として本実施形態は、互いに直交する第1円偏光及び第2円偏光に対して、第1ウォン偏光の光は反射させ、第2ウォン偏光の光は透過させる物質によって形成される円偏光分離反射層を採用する。かような円偏光分離反射層は、例えば、液晶状態または硬化された液晶フィルムのコレステリック液晶(cholesteric liquid crystal)から形成されうる。コレステリック液晶は、液晶分子の方向子が螺旋形にねじられている構造であり、螺旋形に該当する円偏光の光を反射させ、螺旋形の反対方向に該当する円偏光の光を透過させ、互いに垂直である2つの円偏光に分離され、反射される光は、本来の円偏光状態に維持させる。さらに、反射層340は、サーボ光L3に対しては、透過するように設計され、ノイズを低減させるために、参照光L2は透過されるように設計される。] 図3 [0046] スペース層350は、記録層360と反射層340との間の空間を確保するための層である。かようなスペース層350は、反射層340でデフォーカスされたまま反射される一部光によるノイズを除去するところに利用されうる。記録層360は、光を吸収すれば、屈折率が変わる光反応性物質から形成され、例えば、フォトポリマー(photo polymer)や熱可塑性物質によって形成される。カバー層370は、記録層360を外部から保護するための層である。] [0047] 次に、図3ないし図7を参照しつつ、前述の実施形態によるホログラフィック情報記録/再生装置の記録/再生方法について説明する。] 図3 図7 [0048] まず、本発明の一実施形態によるホログラフィック情報記録/再生装置の記録モードについて説明する。図3は、記録モードで、図2のホログラフィック情報記録媒体に信号光並びに参照光が照射される光学的構成を概略的に図示した図である。図3で、ホログラフィック情報記録媒体300の各層は、図2と同一であるので、これに係わる説明は省略する。] 図2 図3 [0049] 図3を参照するに、互いに直交するP偏光とS偏光との偏光成分をそれぞれ有する参照光L11と信号光L12とを同一光路に沿って、対物レンズ190からホログラフィック情報記録媒体300に照射する。このとき、参照光L11及び信号光L12をガイドする第1光路ガイド部及び第2光路ガイド部、特に、第1焦点制御ユニット130及び第2焦点制御ユニット145を介して収束/拡散程度を調整し、参照光L11は、カバー層370を通過した後、直ちに記録層360内の焦点Fに集束させ、信号光L12は、ホログラフィック情報記録媒体300のカバー層370及び記録層360を経て反射層340で反射された後、記録層360内の1つの焦点Fに集束させる。] 図3 [0050] このように、参照光L11と信号光L12とが前記焦点Fに光スポットが重畳することによって、焦点F近辺で、バルク(bulk)タイプで干渉紋が形成される。かような干渉紋は、信号光L12の変調された状態、または参照光L11及び信号光L12の変調された状態によって、その形状が異なるので、干渉紋によって情報が記録されうる。かような干渉紋は、同一面上でトラックに沿って記録され、記録層360内に単層の情報層365をなすことができ、記録層360の深さ方向に、焦点位置を異にしつつ干渉紋を形成することによって、多層に記録できる。本実施形態のホログラフィック情報記録媒体は、各焦点Fごとに、単一ビット(single bit)の情報が干渉紋に込められるマイクロ・ホログラフィ方式であるが、これに限定されるものではない。たとえば、前記焦点Fで信号光L1のスポットと参照光L2のスポットとが重なり、立体的に干渉紋が形成され、多数の情報が同時に書き込まれるボリューム・ホログラフィ方式が適用されもするのである。] [0051] 一方、図3に図示された参照光L11及び信号光L12は、それぞれについての開口数が同じ場合であるが、これに限定されるものではない。前述のように、第1焦点制御ユニット130及び第2焦点制御ユニット145と対物レンズとを利用し、光学系の開口数を調整することが可能である。すなわち、参照光L11に係わる対物レンズの開口数と、信号光L12に係わる対物レンズの開口数とが互いに異なるように設計されうる。] 図3 [0052] 図4は、信号光L12に対する対物レンズの開口数が、参照光L11に対する対物レンズの開口数より小さい場合を図示している。図4に示された図面参照番号は、図3に示された図面参照番号と実質的に同一であるので、各構成要素についての詳細な説明は省略する。] 図3 図4 [0053] 図面を参照するに、信号光L12に係わる対物レンズの開口数が相対的に小さいので、信号光L12は、同一ビーム幅に対して焦点距離が相対的にさらに長くなり、従って、信号光L12は、反射層340で反射された後、焦点Fにスポットが結ばれる。一方、参照光L11に係わる対物レンズの開口数は、相対的に大きいので、参照光L11は、同一ビーム幅に対して焦点距離が相対的にさらに短くなり、従って、参照光L11は、直ちに焦点Fにスポットが結ばれる。] [0054] このように光学構成を形成することによって、少なくとも信号光L12については、さらに低い開口数の光学系が可能であり、光学素子の設計での許容される収差や、光ピックアップの製造工程での組立公差などに、さらに余裕を有することになる。] [0055] 図5を参照しつつ、ホログラフィック情報記録媒体に入射された信号光と参照光との偏光状態について説明する。図5を参照するに、参照光L11と信号光L12は、互いに異なる線形偏光を有し、1/4波長板185に入射される。例えば、参照光L11は、P偏光状態で1/4波長板185に入射され、信号光L12は、S偏光の状態で1/4波長板185に入射される。1/4波長板185は、線形偏光を円偏光に、円偏光を線形偏光に変える光学部材である。信号光L12は、1/4波長板185を通過しつつ左円偏光Lの光に偏光状態が変わり、参照光L11は、1/4波長板185を通過しつつ迂遠偏光Rの光に偏光状態が変わる。左円偏光Lの信号光L12は、反射層340でそのまま反射されて左円偏光を維持する。反射された左円偏光Lの信号光L2は、情報層365で焦点を結ぶ。一方、迂遠偏光Rの参照光L11は、カバー層370を通過した後、直ちに情報層365で焦点を結ぶ。情報層365で出合う信号光L2と参照光L11は、互いに対面する方向に進行しつつ、円偏光の方向が反対であるから、信号光L2の電界ベクトルと、参照光L11の電界ベクトルとが同一方向に回転し、従って、情報面365で干渉を起こす。かような干渉は、光反応性物質からなる記録層360に情報を記録する。] 図5 [0056] 一方、反射層340で反射された信号光L2は、焦点Fで干渉紋を形成した後、カバー層370を介してホログラフィック情報記録媒体300の外側に出て行く。反射された信号光L2は、左円偏光Lを維持するので、1/4波長板185を経つつS偏光に変換される。] [0057] 再び図1を参照するに、このようにS偏光の反射された信号光L2は、第2偏光ビームスプリッタ175で反射されて第2偏光変換素子165を通過することになる。第2偏光変換素子165は、記録モードでは作動しているので、反射された信号光L2は、偏光変換を行うことになる。前述のように、第2偏光変換素子165は、記録モードでS偏光の光が入射されれば、ほとんどのS偏光成分は、P偏光成分に変換させるが、一部のS偏光成分は残す。かような一部のS偏光成分を有する反射された信号光L2は、第1偏光ビームスプリッタ155で反射され、参照光L11の光路を逆行して行くことになる。すなわち、第1偏光ビームスプリッタ155で反射されたS偏光の信号光L2は、第1ミラー135、第1焦点制御ユニット130を経て、第3偏光ビームスプリッタ125に入射される。本実施形態で、第3偏光ビームスプリッタ125は、S偏光の光を反射させるので、参照光L11の光路を逆行して第3偏光ビームスプリッタ125に入射される信号光L2は、再び反射されて第1光検出器200に達することになる。] 図1 [0058] このように、記録モードで第1光検出器200に検出される信号光L2についての情報は、第1焦点制御ユニット130及び第2焦点制御ユニット145を制御し、参照光L11及び信号光L12がホログラフィック情報記録媒体300内の所定の情報層365に焦点を結ぶように、フォーカスサーボに使われうる。] [0059] 次に、図6を参照しつつ、本発明の一実施形態によるホログラフィック情報記録/再生装置のサーボ情報検出について説明する。図6は、図2のホログラフィック情報記録媒体に入射/反射されたサーボ光を図示した図である。図6で、ホログラフィック情報記録媒体300の各層は、図2と同一であるので、これに係わる説明は省略する。] 図2 図6 [0060] 図6を参照するに、一方向の線形偏光、例えばP偏光のサーボ光L3は、1/4波長板185と対物レンズ190とを経由し、ホログラフィック情報記録媒体300に入射される。サーボ光L3は、1/4波長板185を通過しつつ、P偏光は、左円偏光に変換される。ホログラフィック情報記録媒体300に入射されたサーボ光L3は、サーボ層320で反射される。このとき、サーボ光L3は、偏光ベクトルの回転方向は変わらないが、光の進行方向が反対になるので、左円偏光が右円偏光になる。反射されたサーボ光L4は、再び1/4波長板185を経てS偏光に変換され、入射されたサーボ光L3の光路を逆行して進む。再び図1を参照するに、反射されたサーボ光L4は、第2偏光ビームスプリッタ175及び波長選択性ビームスプリッタ160は経路変換なしに過ぎ、サーボ光焦点制御ユニット230、第2コリメーティングレンズ225を経て、サーボ光偏光ビームスプリッタ220で反射され、第2光検出器240で検出される。] 図1 図6 [0061] ホログラフィック情報記録媒体300のサーボ層320には、トラックについての情報が設けられており、サーボ層320に設けられたサーボ情報を読み取ることによって、バルクタイプの干渉紋で記録される記録マークに対するトラッキングを行えるようにする。] [0062] 次に、図7を参照しつつ、本発明の一実施形態によるホログラフィック情報記録/再生装置の再生モードについて説明する。図7は、図2のホログラフィック情報記録媒体に入射された再生光の偏光状態を図示した図である。] 図2 図7 [0063] 図7を参照するに、再生のために、参照光と同じ偏光方向を有する再生光をホログラフィック情報記録媒体300に照射する。このとき、第3偏光変換素子120(図1)は、偏光変換機能を行わないので、再生光L5は、参照光L11と同じ偏光方向、例えば、P偏光を有したまま、ホログラフィック情報記録媒体300側にガイドされる。一方、参照光L2、すなわち、再生光L5の光路上にある第1焦点制御ユニット130を介して、ホログラフィック情報記録媒体300内の所望の情報層365に再生光L5の焦点を結ばせることが可能である。P偏光の再生光L5は、1/4波長板185を介して右円偏光R状態になり、対物レンズ190を経てホログラフィック情報記録媒体300に入射される。情報層365に焦点を結ぶ再生光L5は、情報層365に形成された干渉紋についての情報を有しつつ反射される。すなわち、右円偏光R状態で入射された再生光L5は、情報が記録された情報層365で回折、すなわち、反射される。情報層365で反射される再生光L6は、光の進行方向のみ変えるだけであり、電界ベクトルの回転方向を変えないので、左円偏光L状態となる。左円偏光Lの反射された再生光L6は、再び1/4波長板185を経由しつつS偏光に変換され、入射された再生光L5の光路を逆行して進む。前述のように反射された再生光L6は、第3偏光ビームスプリッタ125で反射され、第1光検出器200で検出される。] 図1 図7 [0064] 図8は、前述の実施形態での第2光路ガイド部の変形例であり、図1のホログラフィック情報記録/再生装置で、A領域にまとめられた光学素子が互いに結合された構成を示している。第1偏光ビームスプリッタ251及び第2偏光ビームスプリッタ265と、波長選択性ビームスプリッタ261は、キュービック型ビームスプリッタであり、第3ミラー255は、キュービック型プリズムから形成されうる。第1偏光ビームスプリッタ251と第3ミラー255とは一体に結合され、第1光学素子250をなし、波長選択性ビームスプリッタ261と第2偏光ビームスプリッタ265も、一体に結合されて第2光学素子260をなす。第2偏光変換素子165は、第3ミラー255と第2偏光ビームスプリッタ265との間に配されうる。] 図1 図8 [0065] 図9は、前述の実施形態での第2光路ガイド部の他の変形例であり、図1のホログラフィック情報記録/再生装置で、A領域としてまとめられた光学素子が一体に結合された光学素子270を示している。第1偏光ビームスプリッタ271及び第2偏光ビームスプリッタ281と、波長選択性ビームスプリッタ279は、キュービック型ビームスプリッタであり、第3ミラー273は、キュービック型プリズムから形成されうる。第2偏光変換素子275は、能動型1/2波長板であり、第3ミラー273と第2偏光ビームスプリッタ281との間に配されうる。第2偏光変換素子275の厚さと同じ厚さの透明プレート277が、第1偏光ビームスプリッタ271と波長選択性ビームスプリッタ279との間に配され、第2偏光変換素子275が、第3ミラー273と第2偏光ビームスプリッタ281との間に介在されることによる厚さ差を補償する。] 図1 図9 [0066] 図8及び図9を参照しつつ説明された変形例は、一例に過ぎず、それ以外の多様な変形例が可能である。たとえば、図1を参照するに、第1偏光ビームスプリッタ155と波長選択性ビームスプリッタ160とが一体に結合されもし、第3ミラー170と第2偏光ビームスプリッタ175とが一体に結合されもする。一方、第1偏光変換素子150も、第1偏光ビームスプリッタ155と一体に結合されることが可能である。このように一体に結合された光学構成は、光学部品の設置空間を縮めることができる。一方、図8及び図9で、参照光L11、信号光L12,L2、サーボ光L3,L4及び再生光L5,L6の光路は、図1を参照しつつ説明された光路と実質的に同一である。] 図1 図8 図9 [0067] 図10は、本発明の他の実施形態によるホログラフィック情報記録/再生装置の光学的構成を概略的に図示した図である。図10を参照するに、本実施形態のホログラフィック情報記録/再生装置は、ホログラフィック情報記録媒体に/から情報を記録/再生する装置であって、ホログラフィック情報記録媒体600の単一面に光を照射し、照射された光を受光する光ピックアップ400と、回路部(図示せず)とを含む。光ピックアップ400は、第1光源410、第4偏光ビームスプリッタ415、第1コリメーティングレンズ420、第3偏光変換素子425、第3偏光ビームスプリッタ430、第1焦点制御ユニット及び第2焦点制御ユニット435、第1ミラー440及び第2ミラー445、第1偏光変換素子455及び第2偏光変換素子470、第1偏光ビームスプリッタ460及び第2偏光ビームスプリッタ480、波長選択性ビームスプリッタ465、第3ミラー475、第4偏光変換素子485、第4ミラー490、1/4波長板495、対物レンズ500、第1光検出器510及び第2光検出器520、集光レンズ505、第1検出レンズ515を含む。さらに、光ピックアップ400は、サーボ情報を読み取るために、第2光源530、回折格子535、サーボ光偏光ビームスプリッタ540、第2コリメーティングレンズ545、サーボ光焦点制御ユニット550、第2検出レンズ555、第3光検出器560を含むサーボ光学系をさらに含むことが可能である。] 図10 [0068] 図面で、太い実線は、第1光源410からホログラフィック情報記録媒体600側に向かう参照光L11や再生光L5、太い一点鎖線は、第1光源410からホログラフィック情報記録媒体600側に向かう信号光L12、太い点線は、ホログラフィック情報記録媒体600で反射され、第2光検出器520側に向かう反射された信号光L2、太い二点鎖線は、ホログラフィック情報記録媒体600で反射され、第1光検出器510側に向かう反射された再生光L6を示す。一方、細い実線は、第2光源530からホログラフィック情報記録媒体600側に向かうサーボ光L3、細い点線は、ホログラフィック情報記録媒体600で反射され、第3光検出器560側に向かう反射されたサーボ光L4を示す。] [0069] 本実施形態の光学部材のうち、図1を参照しつつ説明したホログラフィック情報記録/再生装置の光学部材と実質的に同じ光学部材については簡略に言及する。] 図1 [0070] 第1光源410と第4偏光ビームスプリッタ415と第1コリメーティングレンズ420と第3偏光変換素子425は、記録モードで参照光L11と信号光L12とを放出し、再生モードで再生光L5を放出する第1光源部をなす。] [0071] 第1光源410は、記録モードでは、記録しようとする情報によって変調された1つの線形偏光の記録/再生用光L1を放出し、再生モードでは、変調されていない1つの線形偏光の光L1を放出するものであり、例えば、青色光を放出する半導体レーザダイオードが採用されうる。] [0072] 第4偏光ビームスプリッタ415は、第1光源410から放出される1つの線形偏光の光L1はそのまま透過させ、これに直交する偏光の光は反射させる。後述するように、記録モードで、ホログラフィック情報記録媒体600で反射された信号光L2の偏光は、同一光路上の記録/再生用光L1の偏光と直交するので、反射された信号光L2は、第2光検出器520側に反射される。例えば、第1光源110がP偏光の記録/再生用光L1を放出するとき、ホログラフィック情報記録媒体600で反射された信号光L2は、S偏光を有するので、第4偏光ビームスプリッタ415で反射され、第2光検出器520側に向かうのである。] [0073] 第3偏光変換素子425は、その光出射面が中心部の第1偏光変換領域425aと、中心部を取り囲む第1透明領域425bとに区分される。第1偏光変換領域425aは、記録モードで、第1光源410から放出されたP偏光の光をS偏光の光に偏光変換させ、再生モードで、第1光源410から放出されたP偏光の光を偏光変換なしに通過させる。第1透明領域425aは、記録モードや再生モードに係りあいなくして、第1光源410から放出されたP偏光の光を偏光変換なしに通過させる。従って、第1光源410から放出された記録/再生用光L1は、第3偏光変換素子425を経由しつつ、第1偏光変換領域425aを過ぎて偏光変換された信号光L12と、第1透明領域425bを偏光変換なしに過ぎる参照光L11とに分けられる。一方、図面で、参照光L11が第1偏光変換領域425aを通過するように図示されているが、これは便宜的な表示であり、参照光L11が第1偏光変換領域425aを通過するということを意味するものではない。] [0074] 本実施形態は、第1偏光変換領域425aが中心部を占め、第1透明領域425bが周辺部を占める構成を例にとって説明しているが、これに限定されるものではない。すなわち、第1偏光変換領域425aが第3偏光変換素子425の光出射面の周辺領域を占め、第1透明領域425bが中心部を占める構成も可能である。] [0075] 第3偏光ビームスプリッタ430と、第1焦点制御ユニット435及び第2焦点制御ユニット450と、第1ミラー440及び第2ミラー445は、前記第1光源部から放出された参照光L11及び信号光L12が互いに異なる光路を経由した後、互いに交差するようにガイドする第1光路ガイド部をなす。かような第1光路ガイド部をなす光学素子は、図1を参照しつつ説明した第1光路ガイド部の光学素子と実質的に同一であるので、これに係わる説明は省略する。ただし、第1光検出器510は、図1を参照しつつ説明した場合とは異なり、反射された信号光L2を検出しない。これは、反射された信号光L2が参照光L11の光路を逆行し、第1偏光ビームスプリッタ460から第3偏光ビームスプリッタ430側に向かうが、その偏光が、同一光路上にある参照光L11の偏光方向と同一であり、第3偏光ビームスプリッタ430を貫通するためである。反射された信号光L2の偏光については後述する。] 図1 [0076] 第1偏光変換素子455及び第2偏光変換素子470と、第1偏光ビームスプリッタ460及び第2偏光ビームスプリッタ480と、偏光選択性ビームスプリッタ465と、第3ミラー475は、第2光路ガイド部をなす。かような第2光路ガイド部をなす光学素子は、図1を参照しつつ説明した第2光路ガイド部の光学素子と実質的に同一である。さらに、図8と図9とを参照しつつ説明した変形例と同様に、第2光路ガイド部をなす光学部品は、一体に結合されうる。たとえば、図10で、B領域として表示された領域の第2偏光変換素子470と、第1偏光ビームスプリッタ460及び第2偏光ビームスプリッタ480と、偏光選択性ビームスプリッタ465と、第3ミラー475は、図9を参照しつつ説明した変形例と同様に、一体に結合されて単一の光学部品によって製造されもするのである。] 図1 図10 図8 図9 [0077] ただし、反射される信号光L2や再生光L6の光路が、図1を参照しつつ説明した場合と異なり、これについては後述する。] 図1 [0078] 第4偏光変換ユニット485は、第2偏光ビームスプリッタ480と第4ミラー490との間に配されている。第4偏光変換ユニット485は、第3偏光変換素子425に対応するものであり、その光出射面は、中心部の第2偏光変換領域485aと、中心部を取り囲む第2透明領域485bとに区分される。第2偏光変換領域485aは、記録モードで、P偏光の光をS偏光の光に、S偏光の光をP偏光の光に偏光変換させ、再生モードでは、偏光変換なしに経由する光を通過させる。第2透明領域485aは、記録モードや再生モードに係りあいなくして、経由する光を偏光変換なしに通過させる。光束の中心部を通過する信号光L12や、光束の周辺部を通過する参照光L11は、第1光路ガイド部及び第2光路ガイド部を通過してもその空間的分布は維持されるので、信号光L12は、第2偏光変換領域485aを通過することになり、参照光L11は、第2透明領域485bを通過することになる。一方、第2偏光変換領域485aを通過する信号光L12は、偏光変換され、第2透明領域485bを通過する参照光L11は、偏光変換されない。] [0079] このように、参照光L11と信号光L12は、外延(extension)の光束(light flux)と内延(intension)の光束とに分けられたまま、ホログラフィック情報記録媒体600に照射されることになる。本実施形態は、第3偏光変換素子425の構成に対応し、第2偏光変換領域485aが中心部を占め、第2透明領域485bが周辺部を占める構成を例にとって説明しているが、これに限定されるものではない。] [0080] 第1光検出器510は、ホログラフィック情報記録媒体600で反射された再生光L6を検出する素子である。第3偏光ビームスプリッタ430と第1光検出器510との間には、反射された再生光L6を集光させる集光レンズ505がさらに含まれうる。] [0081] 第2光検出器520は、ホログラフィック情報記録媒体600で反射された信号光L2を検出する素子である。第4偏光ビームスプリッタ515と第2光検出器520との間には、反射された信号光L2の光スポットを第2光検出器520に適正に結ばせる第1検出レンズ515がさらに含まれうる。] [0082] サーボ光学系の各構成要素は、図1を参照しつつ説明したサーボ光学系の構成要素と実質的に同一であるので、詳細な説明は省略する。] 図1 [0083] 図11は、図10のホログラフィック情報記録/再生装置に採用される反射型ホログラフィック情報記録媒体の一例を図示する図である。図11を参照するに、本実施形態のホログラフィック情報記録/再生装置に使われるホログラフィック情報記録媒体600は、反射型記録媒体であり、基板610と、反射層620と、スペース層630と、記録層640と、サーボ層650と、カバー層660とが順次に積層された構造である。] 図10 図11 [0084] 本実施形態のホログラフィック情報記録媒体600は、図2を参照しつつ説明したホログラフィック情報記録媒体300とは、反射層620の性質及びサーボ層650の位置が異なる。サーボ層650は、図2を参照しつつ説明した通り、その位置が反射層620の上に限定されるものではなく、異なる位置に置かれても差し支えない。] 図2 [0085] 本実施形態で、反射層620は、通常の反射膜材質からなるものであり、図2を参照しつつ説明したホログラフィック情報記録媒体300の反射層と異なり、円偏光で入射された光は、反射されるとき、円偏光の方向が変わることになる。これによる記録/再生/サーボでの偏光状態は、図12ないし図14を参照しつつ後述する。] 図12 図14 図2 [0086] 図12を参照しつつ、ホログラフィック情報記録媒体に入射された信号光と参照光との偏光状態について説明する。図12を参照するに、参照光L11と信号光L12は、互いに同じ線形偏光を有し、1/4波長板495に入射される。例えば、参照光L11と信号光L12は、P偏光状態で1/4波長板495に入射される。参照光L11と信号光L12は、1/4波長板495を通過しつつ、右円偏光Rの光に偏光状態が変わる。] 図12 [0087] 右円偏光Rの信号光L12は、反射層620で反射しつつ、左円偏光Lに偏光が変換する。反射された左円偏光Lの信号光L2は、情報層665で焦点を結ぶ。一方、右円偏光Rの参照光L11は、カバー層660を通過した後、直ちに情報層665で焦点を結ぶ。情報層665で出合う信号光L2と参照光L11は、互いに対面する方向に進行しつつ、円偏光の方向が反対であるから、情報面665で干渉を起こす。かような干渉は、光反応性物質からなる記録層640に情報を記録する。] [0088] 一方、反射層620で反射された信号光L2は、焦点Fで干渉紋を形成した後、カバー層660を介して、ホログラフィック情報記録媒体600の外側に出て行く。反射された信号光L2は、左円偏光Lを維持するので、1/4波長板495を経つつS偏光に変換される。] [0089] 再び図10を参照するに、このようにS偏光の反射された信号光L2は、第4偏光変換素子485を経由する。光束の中心部方向に位置する信号光L2は、反射されてもその状態を維持するので、第4偏光変換素子485の第2偏光変換領域485aを通過してP偏光に偏光変換される。従って、反射された信号光L2は、第2偏光ビームスプリッタ480はそのまま通過し、参照光L11の経路を逆行することになる。すなわち、反射された信号光L2は、第4偏光変換素子485の第2偏光変換領域485a、第2偏光ビームスプリッタ480、波長選択性ビームスプリッタ465、第1偏光ビームスプリッタ460、第1ミラー400、第1焦点制御ユニット435、第3偏光ビームスプリッタ430を経て、第3偏光変換素子の偏光変換領域425a、第1コリメーティングレンズ420及び第4偏光ビームスプリッタ415に入射する。ここで、反射された信号光L2は、第3偏光変換素子の偏光変換領域425aで、再び偏光変換を行うことになるので、S偏光に変わり、従って、第4偏光ビームスプリッタ415で反射し、第2光検出器520に向かうことになる。このように、記録モードで、第2光検出器520に検出される信号光L2についての情報は、第1焦点制御ユニット435及び第2焦点制御ユニット450を制御し、参照光L11及び信号光L12が、ホログラフィック情報記録媒体600内の所定の情報層665に焦点を結ぶように、フォーカスサーボに使われうる。] 図10 [0090] 次に、図13を参照しつつ、本発明の一実施形態によるホログラフィック情報記録/再生装置のサーボ情報検出について説明する。図13は、図11のホログラフィック情報記録媒体に入射/反射されたサーボ光を図示した図面である。図13で、ホログラフィック情報記録媒体600の各層は、図11と同一であるので、これに係わる説明は省略する。] 図11 図13 [0091] 図13を参照するに、一方向の線形偏光、例えば、P偏光のサーボ光L3は、1/4波長板495と対物レンズ500とを経由し、ホログラフィック情報記録媒体600に入射される。サーボ光L3は、1/4波長板495を通過しつつ、P偏光は、左円偏光に変換される。ホログラフィック情報記録媒体600に入射されたサーボ光L3は、サーボ層650で反射される。このとき、サーボ光L3は、偏光ベクトルの回転方向は変わらないが、光の進行方向が反対になるので、左円偏光が右円偏光になる。反射されたサーボ光L4は、さらに1/4波長板495を経てS偏光に変換され、入射されたサーボ光L3の光路を逆行して進む。再び図10を参照するに、反射されたサーボ光L4は、第2偏光ビームスプリッタ480及び波長選択性ビームスプリッタ465は経路変換なしに過ぎ、サーボ光焦点制御ユニット550、第2コリメーティングレンズ545を経て、サーボ光偏光ビームスプリッタ540で反射され、第2光検出器560で検出される。検出されたサーボ情報は、記録/再生時光ピックアップがトラッキングを行うことができるようにする。] 図10 図13 [0092] 次に、図14を参照しつつ、本発明の一実施形態によるホログラフィック情報記録/再生装置の再生モードについて説明する。図14は、図11のホログラフィック情報記録媒体600に入射された再生光の偏光状態を図示した図である。] 図11 図14 [0093] 図14を参照するに、再生のために、参照光と同じ偏光方向を有する再生光を、ホログラフィック情報記録媒体600に照射する。このとき、第3偏光変換素子425及び第4偏光変換素子485(図10)は、偏光変換機能を行わないので、再生光L5は、参照光L11と同じ偏光方向、例えば、P偏光を有したまま、ホログラフィック情報記録媒体600側にガイドされる。一方、P偏光の再生光L5は、1/4波長板495を介して右円偏光R状態になり、対物レンズ500を経てホログラフィック情報記録媒体600に入射される。情報層665に焦点を結ぶ再生光L5は、情報層665に形成された干渉紋についての情報を有しつつ反射される。すなわち、右円偏光R状態で入射された再生光L5は、干渉紋によって情報が記録された情報層665で、回折、すなわち、反射され、再び対物レンズ500に向かうことになる。情報層665で反射される再生光L6は、光の進行方向のみ変えるだけであり、電界ベクトルの回転方向を変えないので、左円偏光L状態となる。左円偏光Lの反射された再生光L6はまた、1/4波長板495を経由しつつS偏光に変換される。S偏光の反射された再生光L6は、第2偏光ビームスプリッタ480で反射され、第3ミラー475、第2偏光変換素子470、第1偏光ビームスプリッタ460、第1ミラー440、第1焦点制御ユニット435を経て、第3偏光ビームスプリッタ430を向かう。このように、ホログラフィック情報記録媒体600で反射された再生光L6は、第3偏光ビームスプリッタ430で反射され、第1光検出器510で検出される。] 図10 図14 [0094] 前述の実施形態を介して本発明によるホログラフィック情報記録/再生装置について説明した。前述の実施形態で、参照光と再生光とがP偏光であり、信号光はS偏光を有する場合を例にとって説明しているが、これに限定されるものではなく、互いに入れ替わることもある。また、前述の実施形態で、ホログラフィック情報記録/再生装置は、記録と再生とをいずれも行うことができる場合を例にとって説明しているが、記録専用ないし再生専用である場合にも、本発明は適用可能なものである。さらに、前述の実施形態で、サーボ光と記録/再生用光との波長が異なる場合を例にとって説明しているが、これに限定されるものではなく、前記記録/再生用光で、サーボ情報とサーボエラー信号とを抽出する場合にも、本発明は適用可能なものである。] [0095] かような本発明であるホログラフィック情報記録/再生装置は、理解を助けるために図面に図示された実施形態を参考にして説明したが、それらは例示的なものに過ぎず、当分野で当業者であるならば、それらから多様な変形及び均等な他実施形態が可能であるという点を理解することが可能であろう。従って、本発明の真の技術的保護範囲は、特許請求の範囲によってのみ決まるものである。]
权利要求:
請求項1 ホログラフィック情報記録媒体に/から情報を記録/再生するホログラフィック情報記録/再生装置において、記録モードで、互いに直交する線形偏光の参照光及び信号光を放出する第1光源部と、前記第1光源部から放出された参照光及び信号光が互いに異なる光路を経由した後、第1交差点で互いに交差するようにガイドする第1光路ガイド部と、前記第1交差点前の参照光や信号光の光路上に配される第1偏光変換素子と、参照光及び信号光の前記第1交差点に配される第1偏光ビームスプリッタと、前記第1交差点で交差された参照光及び信号光が第2交差点でさらに交差されるように、参照光及び/または信号光をガイドする少なくとも1つの第1光路変換素子と、前記第1偏光ビームスプリッタを経由した後、前記第2交差点前の信号光の光路上に配される第2偏光変換素子と、前記第2交差点に配されて参照光及び信号光の光路を一つにする第2偏光ビームスプリッタとを具備した第2光路ガイド部と、前記第2光路ガイド部を経由した参照光及び信号光を、ホログラフィック情報記録媒体の単一面に照射する対物レンズ光学系と、を含むことを特徴とするホログラフィック情報記録/再生装置。 請求項2 前記第1偏光変換素子は、前記第2交差点前の信号光の光路上に配され、信号光の偏光方向を直交する方向に偏光変換させることを特徴とする請求項1に記載のホログラフィック情報記録/再生装置。 請求項3 前記第1偏光変換素子は、1/2波長板であることを特徴とする請求項1に記載のホログラフィック情報記録/再生装置。 請求項4 前記第2偏光変換素子は、記録モードで、経由する光の偏光方向を直交する方向に偏光変換させる偏光変換機能を行い、再生モードで、再生光を偏光変換なしに通過させることを特徴とする請求項1に記載のホログラフィック情報記録/再生装置。 請求項5 前記第2偏光変換素子は、能動型1/2波長板であることを特徴とする請求項1に記載のホログラフィック情報記録/再生装置。 請求項6 前記第1偏光変換素子、前記第2偏光変換素子、前記第1偏光ビームスプリッタ、前記第2偏光ビームスプリッタ、前記少なくとも1つの第1光路変換素子、及び/または前記第2偏光変換素子は、一体に結合されたことを特徴とする請求項1に記載のホログラフィック情報記録/再生装置。 請求項7 前記第1偏光ビームスプリッタと前記第2偏光ビームスプリッタは、キュービック型偏光ビームスプリッタであり、前記少なくとも1つの第1光路変換素子は、信号光の光路を変換させる第1キュービック型プリズムと、参照光の光路を変換させる第2キュービック型プリズムとを含むことを特徴とする請求項6に記載のホログラフィック情報記録/再生装置。 請求項8 前記第1偏光ビームスプリッタと第1キュービック型プリズムとが一体に結合されており、前記第2偏光ビームスプリッタと第2キュービック型プリズムとが一体に結合されており、前記第2偏光変換素子は、前記第1キュービック型プリズムと、前記第2偏光ビームスプリッタとの間に配されていることを特徴とする請求項7に記載のホログラフィック情報記録/再生装置。 請求項9 前記第2偏光変換素子は、平板型の能動型1/2波長板であり、前記第2光路ガイド部は、前記第1偏光ビームスプリッタと第2キュービック型プリズムとの間に位置し、前記第2偏光変換素子の厚さと同じ厚さの透明プレートをさらに含み、前記第1偏光ビームスプリッタ、前記第2偏光ビームスプリッタ、前記第1キュービック型プリズム、前記第2キュービック型プリズム、前記第2偏光変換素子、及び前記透明プレートは、一体に結合されたことを特徴とする請求項8に記載のホログラフィック情報記録/再生装置。 請求項10 前記第1光源部と前記対物レンズ光学系との間の参照光の光路上に配され、ホログラフィック情報記録媒体に照射される参照光の焦点深さを制御する第1焦点制御ユニットと、前記第1光源部と前記対物レンズ光学系との間の信号光の光路上に配され、ホログラフィック情報記録媒体に照射される信号光の焦点深さを制御する第2焦点制御ユニットと、をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のホログラフィック情報記録/再生装置。 請求項11 前記第1焦点制御ユニット及び第2焦点制御ユニットは、少なくとも1枚のレンズが光軸方向に駆動自在である能動型リレイレンズ・ユニットであることを特徴とする請求項10に記載のホログラフィック情報記録/再生装置。 請求項12 ホログラフィック情報記録媒体に記録されたサーボ情報を読み取るためのサーボ光学系をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のホログラフィック情報記録/再生装置。 請求項13 前記サーボ光学系は、前記第1光源の波長と異なる波長を有し、線形偏光のサーボ光を放出する第2光源部と、前記第2光源部から放出されたサーボ光と、ホログラフィック情報記録媒体で反射されたサーボ光とを互いに異なる光路に分岐させるサーボ光偏光ビームスプリッタと、ホログラフィック情報記録媒体で反射され、前記サーボ光偏光ビームスプリッタで分岐されたサーボ光を検出するサーボ光検出器と、を含むことを特徴とする請求項12に記載のホログラフィック情報記録/再生装置。 請求項14 前記少なくとも1つの第1光路変換素子は、前記第1偏光ビームスプリッタを経由した参照光及び信号光のうち、いずれか1つの光と、前記第2光源部から放出されるサーボ光との光路を一つにする波長選択性ビームスプリッタを含み、前記第2偏光ビームスプリッタは、サーボ光を常に透過させたり、または常に反射させる波長選択性を有することを特徴とする請求項13に記載のホログラフィック情報記録/再生装置。 請求項15 前記サーボ光学系は、ホログラフィック情報記録媒体内でのサーボ光の焦点深さを制御できるサーボ光焦点制御ユニットをさらに含むことを特徴とする請求項13に記載のホログラフィック情報記録/再生装置。 請求項16 前記対物レンズ光学系の開口数は、信号光並びに参照光に対して同じであることを特徴とする請求項1に記載のホログラフィック情報記録/再生装置。 請求項17 信号光に対する前記対物レンズ光学系の開口数は、参照光に対する前記対物レンズ光学系の開口数より小さいことを特徴とする請求項1に記載のホログラフィック情報記録/再生装置。 請求項18 前記焦点に記録される情報は、単一ビットで記録されることを特徴とする請求項1に記載のホログラフィック情報記録/再生装置。 請求項19 前記対物レンズ光学系は、参照光及び信号光の偏光を互いに直交する円偏光に変換させる1/4波長板と、参照光は、ホログラフィック情報記録媒体のいずれか1つの地点に直接焦点を結ばさせ、信号光は、ホログラフィック情報記録媒体内の反射層に偏光変換なしに反射された後、参照光が焦点を結ぶ地点に焦点を結ばさせ、前記焦点近辺で、前記ホログラフィック情報記録媒体の深さ方向に沿って形成される干渉紋によって、情報を記録させる対物レンズを含むことを特徴とする請求項1に記載のホログラフィック情報記録/再生装置。 請求項20 前記第1光源部は、第1光源と、記録/再生モードによって経由する光を偏光変換させる第3偏光変換素子と、を含むことを特徴とする請求項19に記載のホログラフィック情報記録/再生装置。 請求項21 前記第3偏光変換素子は、記録モードでは、経由する光が互いに直交する2個の線形偏光成分を有させ、再生モードでは、経由する光が前記参照光と同じ偏光の光になるようにすることを特徴とする請求項20に記載のホログラフィック情報記録/再生装置。 請求項22 前記第1光源は、前記参照光の偏光と同じ偏光の光を放出し、前記第3偏光変換素子は、記録モードでは、経由する光を互いに直交する線形偏光を有するように偏光変換させ、再生モードでは、経由する光を偏光変換なしに通過させることを特徴とする請求項20に記載のホログラフィック情報記録/再生装置。 請求項23 前記第3偏光変換素子は、能動型1/2波長板であることを特徴とする請求項22に記載のホログラフィック情報記録/再生装置。 請求項24 前記第1光路ガイド部は、信号光並びに参照光を分岐させる第3偏光ビームスプリッタと、分岐された信号光並びに参照光を互いに交差するようにガイドする少なくとも1つの第2光路変換素子と、を含むことを特徴とする請求項19に記載のホログラフィック情報記録/再生装置。 請求項25 再生モードで、ホログラフィック情報記録媒体から反射される再生光を検出する第1光検出器さらに含むことを特徴とする請求項19に記載のホログラフィック情報記録/再生装置。 請求項26 前記第1光路ガイド部は、記録モードで、信号光並びに参照光を分岐させ、再生モードで、参照光の経路に沿ってホログラフィック情報記録媒体から反射される再生光を、前記第1光検出器に反射させる第3偏光ビームスプリッタと、記録モードで、分岐された信号光並びに参照光を互いに交差するようにガイドと、再生モードで、ホログラフィック情報記録媒体から反射される再生光を、参照光の経路を逆行し、前記第3偏光ビームスプリッタに向かうようにガイドする少なくとも1つの第2光路変換素子と、を含むことを特徴とする請求項25に記載のホログラフィック情報記録/再生装置。 請求項27 前記第2偏光変換素子は、記録モードで、ホログラフィック情報記録媒体から反射される信号光が、同一光路上の参照光の偏光成分を一部含むように偏光変換させ、前記反射された信号光が、参照光の経路を逆行し、前記第1光検出器で検出されるようにすることを特徴とする請求項25に記載のホログラフィック情報記録/再生装置。 請求項28 前記対物レンズ光学系は、参照光及び信号光の偏光を同一方向の線形偏光に変換させる第4偏光変換素子と、参照光及び信号光の偏光を同一方向の円偏光に変換させる1/4波長板と、参照光は、ホログラフィック情報記録媒体のいずれか1つの地点に直接焦点を結ばさせ、信号光は、ホログラフィック情報記録媒体内の反射層に偏光変換されて反射された後、参照光が焦点を結ぶ地点に焦点を結ばさせ、前記焦点近辺で、前記ホログラフィック情報記録媒体の深さ方向に沿って形成される干渉紋によって、情報を記録させる対物レンズと、を含むことを特徴とする請求項1に記載のホログラフィック情報記録/再生装置。 請求項29 前記第1光源部は、第1光源と、記録/再生モードによって経由する光を偏光変換させる第3偏光変換素子と、を含むことを特徴とする請求項28に記載のホログラフィック情報記録/再生装置。 請求項30 前記第3偏光変換素子は、記録モードでは、経由する光が互いに直交する線形偏光を有させ、再生モードでは、経由する光が前記参照光の偏光と同じ偏光を有させることを特徴とする請求項28に記載のホログラフィック情報記録/再生装置。 請求項31 前記第1光源は、前記参照光の偏光と同じ偏光の光を放出し、前記第3偏光変換素子は、記録モードでは、経由する光を互いに直交する線形偏光を有するように偏光変換させ、再生モードでは、経由する光を偏光変換なしに通過させることを特徴とする請求項29に記載のホログラフィック情報記録/再生装置。 請求項32 前記第3偏光変換素子は、記録/再生モードに関係なしに、常に経由する光を偏光変換なしに通過させる第1透明領域と、記録モードでのみ、経由する光を偏光変換させる第1偏光変換領域と、を具備し、前記第4偏光変換素子は、前記第3偏光変換素子の第1透明領域及び第1偏光変換領域にそれぞれ対応する第2透明領域及び第2偏光変換領域を具備し、前記第2透明領域は、記録/再生モードに関係なしに、常に経由する光を偏光変換なしに通過させ、前記第2偏光変換領域は、記録モードでのみ、経由する光を偏光変換させることを特徴とする請求項31に記載のホログラフィック情報記録/再生装置。 請求項33 前記第1光源と第3偏光変換素子との間に配される第4偏光ビームスプリッタと、前記第4偏光ビームスプリッタの一側に配される第2光検出器と、さらに含み、ホログラフィック情報記録媒体から反射される記録光は、前記第4偏光変換素子で、同一光路上の参照光の偏光と同じ方向に偏光変換され、参照光の光路を逆行して進行した後、前記第3偏光変換素子で再び偏光変換された状態で、前記第4偏光ビームスプリッタで分岐されて第2光検出器で検出されるようにすることを特徴とする請求項29に記載のホログラフィック情報記録/再生装置。 請求項34 再生モードで、ホログラフィック情報記録媒体から反射される再生光を検出する第1光検出器をさらに含むことを特徴とする請求項28に記載のホログラフィック情報記録/再生装置。 請求項35 前記第1光路ガイド部は、記録モードで、偏光の信号光並びに参照光を分岐させ、再生モードで、参照光の経路に沿ってホログラフィック情報記録媒体から反射される再生光を、前記第1光検出器に反射させる第3偏光ビームスプリッタと、記録モードで、分岐された信号光並びに参照光を互いに交差するようにガイドし、再生モードで、ホログラフィック情報記録媒体から反射される再生光を、参照光の経路を逆行し、前記第3偏光ビームスプリッタに向かうようにガイドする少なくとも1つの第2光路変換素子と、を含むことを特徴とする請求項34に記載のホログラフィック情報記録/再生装置。 請求項36 ホログラフィック情報記録媒体に/から情報を記録/再生するホログラフィック情報記録/再生装置において、記録モードで互いに直交する線形偏光の参照光及び信号光を放出する第1光源部と、前記第1光源部から放出された参照光及び信号光が互いに異なる光路を経由した後、第1交差点で互いに交差するようにガイドする第1光路ガイド部と、参照光及び信号光が前記第1交差点後の互いに異なる光路を経由した後、第2交差点でさらに交差されるように、参照光及び/または信号光をガイドする第2光路ガイド部と、前記第2光路ガイド部を経由した参照光及び信号光をホログラフィック情報記録媒体の単一面に照射する対物レンズ光学系と、を含むことを特徴とするホログラフィック情報記録/再生装置。 請求項37 前記第2光路ガイド部は、前記第1交差点前の信号光の光路上に配され、信号光の偏光方向を直交する方向に変換させる第1偏光変換素子を含むことを特徴とする請求項36に記載のホログラフィック情報記録/再生装置。 請求項38 前記第2光路ガイド部は、記録モードで、経由する信号光の偏光方向を直交する方向に偏光変換させる偏光変換機能を行い、再生モードで、再生光を偏光変換なしに通過させることを特徴とする請求項37に記載のホログラフィック情報記録/再生装置。 請求項39 前記第1光源部と前記対物レンズ光学系との間の参照光の光路上に配され、ホログラフィック情報記録媒体に照射される参照光の焦点深さを制御する第1焦点制御ユニットと、前記第1光源部と前記対物レンズ光学系との間の信号光の光路上に配され、ホログラフィック情報記録媒体に照射される信号光の焦点深さを制御する第2焦点制御ユニットと、をさらに含むことを特徴とする請求項36に記載のホログラフィック情報記録/再生装置。 請求項40 ホログラフィック情報記録媒体に記録されたサーボ情報を読み取るためのサーボ光学系をさらに含むことを特徴とする請求項36に記載のホログラフィック情報記録/再生装置。 請求項41 前記サーボ光学系は、前記第1光源の波長と異なる波長を有し、線形偏光のサーボ光を放出する第2光源部と、前記第2光源部から放出されたサーボ光と、ホログラフィック情報記録媒体で反射されたサーボ光とを互いに異なる光路に分岐させるサーボ光偏光ビームスプリッタと、ホログラフィック情報記録媒体で反射され、前記サーボ光偏光ビームスプリッタで分岐されたサーボ光を検出するサーボ光検出器と、を含むことを特徴とする請求項40に記載のホログラフィック情報記録/再生装置。 請求項42 前記対物レンズ光学系は、参照光及び信号光の偏光を互いに直交する円偏光に変換させる1/4波長板と、参照光は、ホログラフィック情報記録媒体のいずれか1つの地点に直接焦点を結ばさせ、信号光は、ホログラフィック情報記録媒体内の反射層に偏光変換なしに反射された後、参照光が焦点を結ぶ地点に焦点を結ばさせ、前記焦点近辺で、前記ホログラフィック情報記録媒体の深さ方向に沿って形成される干渉紋によって、情報を記録させる対物レンズと、を含むことを特徴とする請求項36に記載のホログラフィック情報記録/再生装置。 請求項43 前記第1光源部は、第1光源と、記録/再生モードによって経由する光を偏光変換させる第3偏光変換素子と、を含むことを特徴とする請求項42に記載のホログラフィック情報記録/再生装置。 請求項44 再生モードで、ホログラフィック情報記録媒体から反射される再生光を検出する第1光検出器をさらに含むことを特徴とする請求項42に記載のホログラフィック情報記録/再生装置。 請求項45 ホログラフィック情報記録媒体に/から情報を記録/再生するホログラフィック情報記録/再生装置において、互いに直交する線形偏光の参照光及び信号光が、互いに異なる光路を経由した後、第1交差点で互いに交差するように、参照光及び信号光をガイドする第1光路ガイド部と、参照光及び信号光が、前記第1交差点後の互いに異なる光路を経由した後、第2交差点でさらに交差されるように、参照光及び/または信号光をガイドする第2光路ガイド部と、前記第2光路ガイド部を経由した参照光及び信号光を、ホログラフィック情報記録媒体の単一面に照射する対物レンズ光学系と、を含むことを特徴とするホログラフィック情報記録/再生装置。 請求項46 ホログラフィック情報記録媒体に情報を記録する方法において、互いに直交する線形偏光の参照光及び信号光を放出する段階と、参照光及び信号光が互いに異なる光路を経由した後、第1交差点で交差されるように、参照光及び/または信号光をガイドする段階と、前記第1交差点を経由した参照光及び信号光を一つにする段階と、一つになった参照光及び信号光を、ホログラフィック情報記録媒体の単一面に照射する段階と、を含むことを特徴とするホログラフィック情報記録方法。
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引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
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